不動産投資を始めた理由を聞くと節税になるからという事で始めた人も多いと思います。
まず不動産投資で節税になる仕組みとして、毎月の給与から所得税は天引きされていますが、不動産投資をすると会社からの給与と不動産からの収入を合算して確定申告することが出来ます。不動産からの収入がマイナスになっていれば合算した金額が少なくなるため、天引きされた給与からの税金から還付されるという仕組みです。
ただ購入された時、節税になるのは初めだけと説明受けた方はいらっしゃるでしょうか。不動産所得をマイナスにするためには、家賃収入を上回る経費を計上しなければいけないのです。購入した年は登記費用や火災保険料などの支払いがあるので、家賃収入を上回るのは簡単です。次年度から頼みになるのが減価償却です。減価償却とは建物や設備の価格を法廷耐用年数で按分して毎年計上していく経費です。
この減価償却は永久に出来るものではないので、焼却期間が過ぎたら経費として計上出来ないのです。かつローンの元本部分がいずれ減価償却より多くなるので、減価償却は現金の支出無しに帳簿に経費計上出来ますが、ローンの元本部分はその逆になります。手元から現金が出ていくのに経費計上出来ないのです。今まで減価償却を計上する事で、マイナスを保っていた帳簿がプラス（黒字）に転換し所得税が発生します。所得税と合算されるので税率も上がりかなりの金額になります。もはや節税どころではありません。税金増える前に売却検討してみて下さい。
株式会社REGALE 東京本社 第一営業部 高山
