東京の不動産の売却時期に関しては、よくご質問いただきます。
需要と供給でいえば、収益不動産の供給量が少ない中で、買い手のほうが多くいるため、売主様にとって有利です。「買い時」なのか「売り時」なのかと問われれば、間違いなく「売り時」でしょう。不動産価格の上昇は、銀行の融資状況と相関しています。銀行が融資を出しやすい状況下では、物件に高値が付きます。
あと、東京オリンピック開催決定などを受けて、海外の投資家様が日本の不動産を買い漁っています。かつ、不動産投資ブームが過熱して収益不動産を探している人が多い昨今の情勢も、売りやすい市況のひとつの要因となっているのは間違いないでしょう。
金融機関の動向、需給バランス、買い手と売り手のバランスなど。あらゆる要素を総合的に見ても、最高値が付きやすい時期であることは間違いないでしょう。
とはいえ、もちろん売却するときには冷静な判断が必要です。売る理由や目的によって最適な売り時は変わります。各々、異なる戦略を立てていく必要があるのです。
個人的に経験的に思うことはピンポイントにその場所を購入したいという買主様がいるタイミングのほうが間違いなく金額がつくので、一番の売却時期かも知れませんね。
株式会社REGALE 東京本社 第一営業部 課長 栄元 大